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2015.05.26
 

「決定版!親の財産を手っ取り早く調べる方法①」

猫カフェ

 

遺産相続で悩むことが多いのは、与えられた遺産を遺族の間でどう分けるか、そしてそもそも故人の財産はどれだけあるのかということだ。とくに、資産家でもないいわゆる普通の仮定の方が亡くなった時、話はこじれる。というのも、ある程度の財産を保持している方であれば生前から相続対策(相続税発生時に備えた節税や、財産の整理など)をしていることも少なくなく、したがって財産の把握も比較的容易である。また、遺産分割に関して遺族がもめることを避けるため、遺言書を準備するなどの配慮があれば、話はさらに早い。遺言書の効力は大変強力であり、法に反した内容であったり、明らかに理不尽な遺言であって遺族が全員一致で内容を覆そうとでもしない限り、その内容通りに遺産分割が行われるため、そもそももめごとのおきようがない。

 

だが、こうした対策をしていない家庭の場合、多かれ少なかれ、もめるか、なんらかのトラブルが生じることは覚悟しておいて損はない。実際、いかに親族とはいっても、故人の財産はやはり他人の財産であることに変わりなく、ごく親しかった身うちの方でも、先だった方の財産まで把握していることは少ない。

とはいえ、むやみやたらと探していては時間と手間の無駄だ。しかも相続放棄の申立や相続税の申告には一定の期限があるため、迂闊に手続きを先延ばしにすることはできない。

今回は、遺産分割の前に、そもそも親の財産がどこにどれだけあるのかを手早く把握する方法を確認しておこう。

 

まず、故人の財産とあいて真っ先に思いつくのは不動産だろう。故人が不動産を所有していたかどうか、またもっていたとして、それがどのくらいの価値のあるものなのかは、毎年五月頃市区町村役場から送られてくる固定資産通知書を見ればわかる。

この通知書には、通知を受けた人がその市区町村に所有していた土地や建物が記載されているからだ。

 

その他の財産に関しては、預金通帳を見るという方法が有効だ。問い言うのも、通帳の出入金の欄には入金項目がついており、そこにはどのような理由で故人の口座からお金が引き落とされたか、あるいは入金されたかが記されている。たとえば入金項目に「配当金」とあれば個人が株をもっていた可能性が高く、「利息」とあれば預金はもちろん、社債や国債の存在も期待できる。「保険料」とあれば故人が生命保険などに加入していた可能性が生まれよう。また、故人の名前でお金が引き出してある場合、何のことかと惑われる方がいるかもしれない。

これは多くの場合、故人が別の口座で預貯金をもっていたというケースである。つまり、他の銀行などに講座を解説しており、そちらに振り込んだ結果、本人あてに振り込んだお金ということで、故人の名前が出金項目に書かれるというわけだ。