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「遺産分割あるある集――よくある遺産分割の疑問⑤」

相談2

 

Q.5父が亡くなり、遺産分割も何とか話をまとめることができました。ところが、不動産登記や相続税の申告など一連の手続きが済んだ後、父にアh罰の遺産もあることが明らかになりました。こうした場合、遺産分割協議をやり直すことはできますか。

A.5新しく見つかった財産が遺産の大部分を占める場合なら認められる公算は高いと思われます。思わぬところから思わぬ財産(または負債)が見つかることは相続の現場では少なからず起こりうることであり、特に故人がいくつかの場所に不動産をもっていた場合によく見られます。遺産分割協議をするとき、その財産が不動産であれば登記簿上の所有名義に従って遺産を確定し、そのうえではない藍をすることになりますが、この登記簿上の名義は絶対的なものではありません。仮に相続人が正規の手続きを踏んでその不動産を受け継いだとしても、故人が生前に第三者にその不動産を売却していたとすれば、相続人はその不動産を放棄せざるを得なくなります。そこで遺産分割協議自体が浮こうとなり、やり直すことになることがあります。

 

但し、新たな財産が見つかったり、所有権に移転があったりするたびに遺産分割が無効になってはいつまでたっても遺産分割は完了しません。そこで、裁判所では、こうした遺産の移転や発見があったとしても、それが遺産の大半を占めるような場合を除けば遺産分割協議の決定事項は無効とならないとしています。