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「土地をお持ちの方必見!不動産の相続の仕方(後篇)」

インテリア②

 

前回は自分の所有する不動産をどう処分するかについて述べたが、実際には一般家庭で自己所有の不動産が少なからずある、というご家庭はそう多くない。たとえ土地があるとしても、借地権の付いた、いわゆる底地であるケースも少なくないだろう。そこで、底地をどう処分するかについて考えてみよう。

 

まずもっとも一般的なのは、底地をそうぞっくぜいの物納手段とすること。つまり、相続財産が不動産以外にめぼしいものがなく、相続税を下金で一括納付するのが困難な場合、不動産を担保とする場合だ。これには賃貸借契約そのおのが書面で交わされており、地代の評価がある程度の金額に達していることが最低条件となる。後者が重要なのは、たとえ不動産を物納しようとしても価値の低いものであった場合、物納用の財産として税務署の認可が下りない可能性があるためで、おおよそ年間固定資産税の三年分あれば、基準をクリアしているとみなされることが多いようだ。

 

次に、交換という手段もある。これは底地権と尺と県を取引するというもので、底地権者と借地権者のそれぞれが土地の一部につき、単独の所有者になる仕組みを言う。こうすると、両者は自分の持ち分を処分しやすくなるため売却は容易となり、結果買い手が付きやすくなる。交換においては別段資金負担も必要ないことから、底地を処分するうえで有効な対策の一つとされる。s