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2015.12.04
 

「相続の専門家――この人は何をしてくれるのか?⑱」

結局、Kさんも弁護士に依頼して対処するしかなく、裁判となってしまった。訴訟は二年の長きにわたって続き、弁護士費用や裁判費用がかさみ、相続財産は大きく目減りしてしまった。のこされたのは兄弟間の対立と、減額された財産ばかりとなってしまった。

 

この話からもわかるように、弁護士は依頼人を擁護し、その主張に沿って事が運ぶようにするのが職務であって、たとえ相手が他に不備が無くても、わずかなすきをついて攻め入らなくてはならない。つまり、彼らは依頼人の味方であって必ずしも正当な立場にある者の味方ではない。そのことを念頭に置き、遺産分割を自分に有利にしたいからと、むやみに弁護士に依頼することは避けたほうがよい。